ファスナーのサイズ3とサイズ5、縫い代巾は変えるべき?
いつもご利用くださっている方から、ファスナーについてご質問をいただきました。
「疑問に思っている事といえば、ファスナーを取り付ける際にサイズ3とサイズ5では幅が違うのでのせる位置をずらしたりする必要があるか?ということです。またファスナーのどの位置に縫い目がくるといいのかな?とほんの少しだけ考える瞬間があります。小物の時はサイズ3かフラットニットファスナーを使う事もあるのですが、型紙全般で縫い代1㎝の時は少しずらしてのせた方が綺麗に納まるのでしょうか。」
rollではファスナーを標準・細めのサイズ3と、太めのサイズ5を両方使っており、バッグには太め、ポーチなどの小物には細めをおすすめしています。
何ミリずらす、というよりは、出来上がり線とファスナーの縫いたい位置をあわせると言うほうが、イメージしやすいでしょうか。最近のつくり方の説明では、先に表布に仮止めミシンの行程を追加することにより、ズレにくく、縫いやすくなっています。
実際には、まず裁断の時に1ミリは誤差が出るでしょうし、縫う時にもやはり1ミリぐらいは誤差が出るでしょう。細かいミリ指定をしてもそんなに正確には縫製できないですね。ファスナーつけとなると個人差が出るのは必至で、いくらかの誤差が生じるのは仕方ないです。
ファスナーつけが終わったら、多少大きめになっているかもしれないので、裁断しなおすぐらいの感覚で気軽に取り掛かっていただければ良いですね。
また、ファスナーが美しくみえる巾はサイズ3で1センチ(ファスナー中心まで5ミリ)、サイズ5で1.5センチ(ファスナー中心まで7ミリ)ぐらいかなと思います。ファスナー自体に織りの点々というか、ラインがなんとなく入っていますので、それを目安にしています。
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