ミシンを革が縫えるように調整してもらいました。

永らく使っているミシンはいわゆるアンティークミシンにモーターを積んだもの。
メンテナンスには1度出していますが、それももう7年ほど前。
家庭で縫えるアイテムを考案しているので、さほど強力でなくても良いんですが、たまには革とか厚手の生地とか縫いたくなります。
一般的なミシンはそうだと思いますが、30番のミシン糸でさえ、糸調子を合わせるのは結構難しいものです。
さらに革など縫おうものなら、目とびは頻発し、ステッチは歪み、大変なストレスとなります。
日頃から中古のミシンや部品などを見るためにヤフオクをチェックしているのですが、個性的な出品者がいて気になっていました。
家庭用のミシンを調整して、革や8番糸まで縫えるようにして出品しています。入札状況もなかなか盛況の様です。
HPでお店の方を拝見しましたら、間違いなさそうなので、メンテナンスを依頼してみました。
「革も縫えるようにお願いします。糸はせいぜい20番までです。」と革の切れ端を添えて…
2日ほどでパーツなどを追加で取り付け、整備され帰ってきましたが、なかなか素晴らしい仕上がりです。革をダダダと縫ってみたら、うちのおじいさんミシンがちょっと誇らしげにみえました。費用は内容によりますが、今回はモーター取り替えがなかったので14,000円。
嬉しいのは、決して薄地を縫うことを犠牲にしていないということ。薄地〜厚地まで対応できるミシンに生まれ変わりました。

わくわくミシン工房

愛用の革財布に入れるカードケースを縫いました。
(ただし、革は縫う前に「漉き」という行程が必ず発生します。いろんなアイテムを作ろうとすればミシンだけでは完結せず、革包丁、漉き、また接着剤などを使いこなす必要があります。)

カードケース002

後ろにちょこっと見えるパープルの長財布はrollで取り扱っているもの。とてもいい感じにエイジングされてきています。
現在rollの革小物はほとんど在庫がなく生産中です。新色も予定していますのでまたお知らせしたいと思います。

 

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